若者の「俺TV見ないんですよ」っていう言い方に違和感を感じませんか？
近年若者のTV離れが囁かれているTV業界。各局のドラマ関係は軒並み低視聴率と壊滅状態。一昔前は無双状態を誇った月9の枠もいまや視聴率一桁台と本当にTVってオワコン？みたいになってしまっている。
実際に私の周りでも「全然見ないです」「TVなんか見て何が面白いんですか？」とカチンと来る返しをする若い奴等が多い。
実際はどうなの？
しかし私は、この言い回しにすごく違和感を感じていて、例えば昨年ヒット？したガッキー主演のドラマ「逃げ恥」。皆さんご存知の恋ダンスは幼稚園の子からOLさらにはお年寄りまで、完璧やん！というクオリティの高いダンスを披露している。
発信源はTVドラマな・の・に。
本当に見ていないんですかね〜
そもそも「TVは見ない」ではなくて「TVでは見ない」に言い換えるべきじゃないんでしょうか？ドラマにしろお笑いにしろ視聴する手段がTVではなく、それがPCやスマホになってきたというだけでコンテンツとしては欠かさずチェックしているんじゃないでしょうか？ それだと「面白くない」は違う気がするんですが…
ただ単にリアルタイムで視聴する事がなく、後から別の媒体でチェックする事で各局の視聴率が低下→その結果TV離れ！みたいな感じでスポンサーが大騒ぎしてるだけなんじゃないかと個人的には思います。
いまやYouTubeなどでほとんどのTV番組を網羅する事ができますからね〜（良いか悪いかは別として）
逆を言えば本当にTVを見ない人が 流行りものにやたら詳しいと、TwitterやFacebookなんかで話題になってるコンテンツを必死になってググってる姿が頭に浮かんで、健気というか…
「どんだけ必死やねん！」という気持ちと同時になんか可哀想になってしまう。
そこまでして話題に乗っかりたいというか…
今後のTV業界
私のように朝起きてすぐにTVのリモコンを手にするようなTV好きの方は、このまま業界自体が衰退していくのが歯がゆく、寂しい思いをしていることでしょう。
出来るならTwitterやFacebookなどのSNSから火がついてTVを見た。ではなくて天空の城ラピュタの「バルス祭り」のようにTV発でSNS界を騒然とさせる様なコンテンツを作り世に送り出して欲しいですよね。
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