1,000円カットの謎を考えてみた件
1,000円カット
最近至る所で見かけるようになった「1,000円カット」。
どんなにお金がなくて節約しようが髪だけは伸びてしまい身だしなみに気を使うサラリーマン等はカットに行かなくてはならない。
そこら辺のカットサロンにいけば約3,000円〜4,000円の出費、それが月一なら年間通して結構な出費である。
そこに目を付けたのが1,000円カット。
今やショッピングモールはもちろん、駅ナカなんかにも必ずと言っていい程入っている。
近年では郊外型の路面店も目立つようになってきた。
ここで一つ疑問
前々から思ってた事なんですけど 、客単価の低い1,000円カットって儲かるの?って事。
経営者の方々に「余計なお世話だよ!」と言われそうだが、チョット疑問に思ったもので…
まずメジャー所で10分1000円カットを謳っているQBハウス。
ここは、シャンプー、顔剃り等の無駄?を省いたカットオンリーの店舗。
10分1000円という事でとにかくスピード命、美容師さんは1時間で5人×1000円=5,000円の売り上げを稼ぎ出す。
そう!客単価ではなく時間単価の上昇に舵をきってあるのだろう。
シャンプー、顔剃り、マッサージとフルオペレーションのカットサロンだと、1時間せいぜい一人×3,000〜4,000円ぐらい。
1時間で比べると1000円〜2,000位かもしれないが、月単位では結構な金額の差になるだろう。
しかしこれは、QBハウスのように、集客が安定している駅ナカや様々なイベントやセールを行うショッピングモールに大金をはたいて出店できれば、確かに儲ける確率は高くなるだろうが、
私が感じたのは……
最近増えている路面店
QBハウスといったメジャー所ではなく、どちらかと言えばローカル色が強い地元の床屋が運営している所が多いような気がする。
事実、私の自宅近くにも5、6年程前にローカルの1000円カットの床屋がオープン。
最初は【すぐ潰れるだろう】と思っていたのだが、今現在も元気に営業中。
ちなみにこの店舗の家賃が18万円。
スタッフは美容師5人を含む6人。
最低限かかる経費としては、家賃、光熱費、通信費、備品ぐらいでしょうか?+人件費。
人件費を除く経費が30万円だとすると、
300,000円÷1,000円=300人
週一の定休日として稼働日が26日ぐらい。
もちろんショッピングモールみたいに館内冷暖房完備という訳にもいかないので電気代も結構な金額のはず。
当然の如く集客に関する後ろ盾はなく、チラシや折り込み広告を自分で用意し、ポスティングや新聞屋に自らお願いして告知していく必要がある。
ザックリで月1,700〜1,800人ぐらいのカットが必要となりそうだが……
当然平日はそんなに客は入らないので土、日曜勝負だと思うのだが、ここの営業スタイルは、別メニューでシャンプー等があるためQBの様な一人10分という訳にもいかない。
息子が小さい時に一度連れていった事があるのだが、「もう少し短くして下さい」って言った所、美容師さんは時間が気になってたのか、「チッ!」っと舌打ちされた経験があるので、私自身が行く事はないが、路面店で1,000円カットが成り立つというのにチョットびっくり。
本当に利益が出ているかは知る由もありませんが、少なくとも5〜6年は営業されているので、やっぱり私達の知らない利益のカラクリがあるんでしょうね〜。
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